県と佐渡市が今年度のユネスコへの推薦を目指していた「佐渡島(さど)の金山」について、本日、岸田総理から国内推薦するとの方針が発表されました。
世界遺産登録の実現を目指し、20年余りに渡り取組を続けてきた本県にとって、昨年末の国の文化審議会世界文化遺産部会の答申に続く、登録実現への大きな一歩であると受け止めております。
これまで数々の御指導・御支援をいただいた関係省庁や国内外の専門家の方々、国・県・市の世界遺産登録推進議員連盟、登録推進県民会議の会員をはじめ応援いただいた県内外の多くの皆様に心より感謝申し上げます。
推薦後、登録の実現までには、ICOMOS(イコモス)※ による現地調査、ユネスコ世界遺産委員会での審議などに対応していく必要がありますが、今後も佐渡市や多くの関係者の皆様とより一層緊密な連携を図りながら、佐渡金銀山の価値について、国際的な理解が得られるよう、できる限りの取組を進めてまいります。
県内外から佐渡金銀山の世界遺産登録を応援してくださっている皆様におかれましては、世界遺産登録の実現に向けて、引き続き、御理解と御支援を賜りますようお願いいたします。
※ICOMOS(イコモス):ユネスコの諮問機関
(International Council on Monuments and Sites)