10月18日(日)に、新潟市中央区「ほんぽーと 新潟市立中央図書館」において、十分な感染対策をとったうえで、第1回の県内巡回講演会を開催しました。
松江工業高等専門学校の久間教授を招き、「佐渡金銀山採掘方法の変遷~露頭掘から坑道掘へ~」と題して、ご講演いただきました。
久間教授は、平成19年より遠隔操作ロボットや3次元レーザスキャナを用いて、全国約250ヵ所の鉱山坑道内やその周辺の調査を実施され、今回、佐渡金銀山に関する調査結果についてご紹介いただきました。
教授は、「佐渡金銀山は、金銀山の採掘方法を全て見ることができ、古文書等の記録資料で確認でき、学術的な価値では世界で一番である。」と説明され、ロボットの実演や、NHKスペシャル「戦国~激動の世界と日本~」の佐渡ロケのお話など大変興味深い講演内容でした。当日は33名の方々が聴講され、参加者からは、「絵図が科学的に裏付けられて大変興味深かった。」「学術的な価値が高いことが再認識できた。」などの感想が寄せられました。
久間教授の講演概要及び寄せられた質問への回答は以下のとおりです。
講演概要(PDF形式、4.4MB)
質問への回答(PDF形式、50.1KB)