令和3年5月30日(日)、新潟市中央区のホテル日航新潟において、佐渡金銀山世界遺産登録推進県民会議「令和3年度総会」が開催され、約200名の方々が参加しました。
第1部の総会では、知事は「佐渡金銀山の世界遺産登録は、新潟県の交流人口拡大への大きな起爆剤となるものであり、県民の長年の悲願でもある。引き続き、世界遺産登録に向け、会員団体の皆様とも連携し、全力で取り組んで参りたい」と挨拶しました。
また、顧問を代表して水落敏栄参議院議員が「新潟県選出の国会議員は、引き続き国関係機関等への働きかけなど、国内推薦に向け、一丸となって支援を行いたい」と挨拶しました。
さらに、佐渡金銀山の世界遺産登録に向けて、国からの早期の推薦を強く求めるとともに、県民会議会員が一致協力して、佐渡金銀山の価値の周知や、将来の世代へ引き継ぐ保全活動に一層取り組むことを宣言する決議が採択されました。
開会挨拶を行う花角英世 新潟県知事
決議の提案をする福田勝之 新潟県商工会議所連合会会頭
第2部では記念講演として、観光庁観光資源課地域資源活用推進室の横田愛氏より、「今後の観光政策と観光資源の活用について」と題して講演いただきました。コロナ禍での観光のトレンドや、観光資源の磨き上げ等による今後の取組の方向性について、具体例を交えながら分かりやすくご紹介いただきました。
最後に早期実現に向けて決意を述べた渡辺竜五 佐渡市長